「リゼロ」ガーフィール・ティンゼル~その強さ(加護、魔法)、母親と出生、彼のトラウマとは?~

 はじめましてyozakuraです。

 今回は異世界転移の代表的な作品「Re.ゼロから始める異世界生活あ(略リゼロ)」から、エミリア陣営の盾「ガーフィール・ティンゼル」について解説します。

 ガーフィールは聖域で祖母的な立ち位置のリューズに育てられ、とある理由で聖域の結界の解除に反対する人物。

 その実力も相まってエミリア陣営を苦戦させた。

 元々は聖域の結界を解除しようとしており、とある理由で聖域の結界の解除を諦めた。

 本記事ではガーフィールの強さ(加護、魔法、獣化)、彼のトラウマを中心に解説していきます。

「リゼロ」ガーフィールのプロフィール

基本プロフィール(年齢、簡単な人物像、声優)

©長月達平株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会

 年齢は14歳、身長はスバルよりやや小さく、体格は筋肉質で小柄、額には白い傷がある。

 だが、その体格とは裏腹に猛々しい鬼気を纏っており、その実力は作中でも上位の強さを誇る。

 その強さはまさに内と外を隔てる「結界」。

 性格は直情的で荒っぽいが、情に厚く、困っている人を見つけたら助ける優しい性格の持ち主。

 会話の節々に物の例えによく童話の慣用句を使う。

 普段は荒っぽい振る舞いが目立つが、実は読書家である。

 声優は岡本信彦(幼少期:南真由)

ガーフィールの出生

 ガーフィールは人間の母親と獣人である父親の間で生まれたハーフ、ではなく獣人の血は4分の1しか混ざっていないクォーター

 そのため、聖域の結界を通過することができ、作中ではそのおかげで屋敷の事件を解決できた。

 獣人の血があるガーフィールは人間の姿から獣の姿に変わる「獣化」ができる。

 獣化した際の姿はスバルの二倍以上の身長がある猫科の大型動物のトラ

ガーフィールの強さについて

作中でも上位に強さ、その理由

©長月達平株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会

 一つ目は彼の肉体に宿る「地霊の加護」

 加護の発動条件は地面に足をつけることで、その効果は地面を隆起させ相手を吹き飛ばしたり、地面から魔力を吸収し魔力を回復させたり、その応用で傷の治癒ができる。

 この加護の発動条件はあいまいで、自身が地面だと思ったところに足を付ければ加護は発動する。

 そのため本人次第でいくらでも効果範囲は広がり、ガーフィールは地面ではなく建物の床に足をつけても発動できる強力な加護

 二つ目は傷を癒す治癒魔法

 魔法の属性は水属性で、魔法の効果は自身や他者の傷を癒することが出来る。

 ガーフィールは治療魔法の練度が高く、自身が重傷を負っているのにとっさにラムに全力の治癒魔法を施せるほど

 三つ目は獣化

 人間と獣人のクォーターであるガーフィールは人体を獣の姿に変える「獣化」を使用できる。

 戦闘では全身を完全に獣化するのではなく、全身の肉体を少し獣化させ筋力を上げたり、体の一部分を完全に獣化させ攻撃をする。

 あまり全身を完全に獣化させない理由は後々解説していきます。

 だが、体を完全に獣化したガーフィールは筋力や加護の力が大幅に上昇し、その状態の彼を倒すのは至難

ガーフィールの戦闘スタイル

 圧倒的なタフさと高い直観を駆使した徒手格闘

 格闘術の練度は「腸狩り」のエルザを上回り、エミリア陣営の中でも格闘戦においてはトップクラスの実力を誇る。

 それだけでなく、彼のタフさの方は作中屈指で、「地霊の加護」と高い練度の治癒魔法で自身の傷を癒しながら戦闘し、ごり押しで相手を倒す。

 そのため、リゼロあるあるのキャラの耐久力が低いというのは彼には通用しない

 その実力は作者から「王選候補の騎士達を上回る」と言われている(ラインハルトは除く)。

獣化、加護の弱点

 加護は一見便利そうに見えるが、大体の加護には弱点がある。

 例を挙げるとオットーの「言霊の加護」。

 作中では便利そうに見えるが、作者曰く「大抵の「言霊の加護」の所有者は周りの無数の声に挟まれる地獄に耐えられず、大人になる前に死んでしまう」とのこと。

 実際に地霊の加護もその例にもれず、この加護の弱点は地面から魔力を吸いすぎて体調を崩すことである。

 しかも、その効果範囲は上記の通り本人の認識次第であり、場合によっては寝ている時でも地面から魔力を吸ってしまう

 そのため、ガーフィールみたいな体が頑丈な者じゃないと扱えない加護となる。

 二つ目の獣化の弱点は獣化の練度が低いと意識がなくなること

 実際ガーフィールはアニメ2期で何度か全身を完全に獣化させたが、その際に何度か意識がなくなっていた。

 そのため、状況と相手次第では上記のことが理由で肉体を完全に獣化させると、逆に負けてしまうことがある

 だが、ガーフィールの姉であるフレデリカは獣化の練度が高く完全に獣化しても意識を失うことはない。

ガーフィールのトラウマ

 聖域の第一の試練である「自身の過去と向き合う」試練を受けた際に、母であるリーシア・ティンゼルがガーフィールの父を探しに聖域を出た矢先にがけ崩れに遭い死亡した。

 その光景を目の当たりにしたガーフィールは母が自身を愛した証拠の額を柱に何度も打ち付けその証拠を消した。

 それ以降、ガーフィールは外の世界へ強い恐怖心を抱き、自身が内と外を分ける「結界」になることを決意した