「傷を負いし白狼」ベート・ローガ ~その強さの秘密とは!!~
はじめましてyozakuraです。
皆様は「ダンまち」に登場する人物である、ベートについて詳しく知りたいと悩んでいませんか?
その悩みを抱えている人は多いです。実際YouTubeではベートに関する解説動画が少なく、手軽に知ろうにも知れない状態でした。
私は「ダンまち」のアニメ、小説、ゲーム、外伝を視聴しているので、こういった悩みを解決できると思います。
この記事を読めば手軽にベートについて詳しく知り、今以上に彼のことを好きになれると思います。
今回の記事はベート・ローガを手軽に詳しく解説する記事となります。
プロフィール
年齢:22歳
身長:183c
種族:狼人(ウェアウルフ)
職業:冒険者
所属ファミリア:「ロキ・ファミリア」
レベル:5→6
二つ名:灰狼(フェンリル)→ 凶狼(ヴァナルガンド)
キャラの概要
ロキ・ファミリアに所属しているレベル6の実力を持つ第一級冒険者で、ファミリアの幹部を担っている狼人。
「ロキ・ファミリア」に入団する前は、「ヴィ―ザル・ファミリア」の団長をしていた。
人物像
容姿は灰色の髪をした長身の青年で、その容姿は端麗だが常に威圧的な雰囲気を放っており、左頬には狼の牙を思わせる刺青がある狼人。
性格は徹底的な実力主義で、素行が悪く協調性に欠け、自身が弱者と見なした者には「雑魚」と容赦のない言葉を浴びせることがある。
そのことで、過去にリヴェリアとよく揉め合いになっていることから、初対面の第一印象は最悪。
だが、心根は優しい人物であり、決してそういった面を表に出さないので同じファミリアの団員達からは勘違いされている。
しかし、ベートのやさしさを知っているフィンや団員達からは「ツンデレ」と称されている。
弱者への感情
弱者が弱者のままでいることを嫌い、戦場にいてよいのは強者と強者の嘲笑に吠え返す「弱者の咆哮」を挙げれる者のみ持論を持つ
そのため、ベートは「弱者から這い上がろうとする者」、「弱者でも強者に立ち向かおうとする者」、「心が折れそうになっても諦めない弱者」、のことは表には出さないが心の底では歓喜している。
上記の通り、ベートは弱者のことを嫌うが、本心は「弱者に死んでほしくない」「もう誰も哭(な)いてほしくない」と弱者の犠牲を嫌っている。
弱者と思っているものに容赦ない言葉を使うが、それは暴言でしか弱者を奮い立たせる方法を知らない彼なりの極論的な発破をかけ方である。
そのため、ファミリアの首脳陣からは「勘違いせずにいられない男」「不器用すぎる」と称されている。
過去
彼は獣人部族である平原の住民の族長の息子として生まれ、「弱肉強食」という持論を持つ父に従って幼い頃から鍛錬をしていた。
だが、ダンジョンと並ぶ最大秘境の一つ「竜の谷」から出てきたモンスターに家族や幼馴染を含む村の部族を滅ぼされた。
部族を滅ぼしたモンスターを討つため、オラリオに行き団員の大半が獣人のファミリア「ヴィ―ザル・ファミリア」に入団し冒険者となる。
その時のベートは「荒っぽいが男気のある口下手なやつ」としてファミリアの団員からは信頼され尊敬されていた。
それから、ファミリアの団長となり、オラリオでも勢いのあるファミリアとして名を馳せていた頃、ベートは副団長の女性には好意を寄せており、彼女もベートに好意を持っていた。
こうして、徐々に過去を乗り越えていくベートはオラリオに来た目的を果たすため、部族を滅ぼしたモンスターを倒しに行く。
激闘の末、モンスターを討伐し文字通り過去に決着をつけたベートはオラリオに帰還するが、オラリオに戻った時に、思いを寄せていた副団長が死亡したことを知らされる。
父の持つ持論「弱肉強食」の教えの通り、強くなって奪われなくなったのに、結果的に大切な存在を二度も守ることが出来なかった。
その事実に絶望したベートは弱者のことを「どんなに強くなっても救えない脆弱な存在」と考えるようになった。
そこからは所属していたファミリアと喧嘩別れをし、荒れた生活をする日々を過ごしていた時、「ロキ・ファミリア」の面々に出合い、ガレスと喧嘩をして倒されたことによって、自分より強い強者に出合えたことに感謝し「ロキ・ファミリア」に入団した。
対人関係
リーネ・アルシェ
ベートに好意を寄せている女性で、彼の言葉の中にある優しさに気付いている数少ない人物である。
作中では、闇派閥に属する冒険者ヴァレッタの魔の手にかかり命を落とすことになる。
死の間際ベートに「お前の手に、十分救われた」という言葉を聞き、涙を流しながら彼を好きになって良かったと心から思い死亡した。
レナ・タリー
元「イシュタル・ファミリア」の戦闘娼婦である彼女だが、メレンでの抗争でベートに圧倒的な力で倒され、その時に彼に好意を寄せている。
ベートは彼女を鬱陶しいと思い本気で殴ったことがあるが、好きな人間に殴られて興奮する彼女にベートは本気でビビったことがある。
だが、純粋に好意を寄せている彼女をベートは何だかんや言いつつ気にかけている。
彼の過去から「弱い女は嫌い」と言って距離を置こうとするベートだが、アイズに対しては自分以上の実力、なりより「貪欲に強さを欲する姿勢」を持っていることもあり、ちょくちょくアプローチを仕掛けている。
だが、当の彼女はアプローチを掛けられていることに気付いていない。
リヴェリア・リヨス・アールヴ
上記の通り男女問わず一般団員に容赦のない罵倒を繰り返すベートに見かねた副団長であるリヴェリアに注意されている。
だが、その注意を聞かず挙句には「クソばばあ」と呼んおり、一見仲は悪そうに見えるが、リヴェリアも彼の本心を知っているので、彼のことを「言動と行動が一致しない男」と評して同じファミリアの仲間だと思っている。
ティオネ、ティオナ
同じ幹部であるティオネ、ティオナたちとはファミリアの中でもトップクラスに仲が悪い。
ベートは彼女たちを「馬鹿ゾネス」と呼んでおり、いつも口喧嘩をしているが、それは、仲間に対する接し方の違いによるものが大きい。
アレン・フローメル
敵対派閥「フレイヤ・ファミリア」の副団長である彼とは、不愛想で本心を相手に言うことが出来ない「ツンデレ」な性格が非常に似ており、彼との関係は非常に悪く同族嫌悪の状態になっている。
そのため、ベートは彼のことを「糞猫」と呼んでいる。
しかし、アレンとは同じレベル6だが、冒険者としての実力でいうならアレンの方が上をいっている。
冒険者としての能力
ステイタス
レベル5
力 耐久 器用 敏捷 魔力
B766 C647 B729 S956 10
狩人 耐異常 拳打 魔防
G G G H
レベル6
力 耐久 器用 敏捷 魔力
??? ??? ??? ??? ???
スキル
月下咆哮(ウールヴヘジン)
狼人が発現する「獣化」スキルで、月の光を浴びることで獣化することが出来る
獣化することによって、身体能力が向上し、全ステイタスが超高補正が掛かり、状態異常を無効化することが出来る。
非常に強力なスキルだが、月の光がないダンジョンにおいては、このスキルを発動することが出来ない。
そのため、ベートはダンジョンで全力を出すことが出来ない。
孤狼疾駆(フェンリスヴォルフ)
走行速度を強化するスキル。
双狼追駆(ソルマーニ)
加速時にステイタスの「力」と「敏捷」が強化されるスキル。
発展アビリティ
狩人
レベル2にランクアップした際に発現するアビリティ
その効果は一度戦闘し経験値を獲得したモンスターとの戦闘時に能力値に補正が強化される。
耐異常
状態異常の症状を防ぐことが出来るアビリティ
拳打
詳細不明
だが、予想するに打撃攻撃に補正が掛かるアビリティだと思われる。
魔防
詳細不明
だが、予想するに魔法攻撃に対する耐性が強化されるアビリティだと思われる。
魔法
ハティ
発動詠唱
「戒められし悪狼(フロス)の王」
「一傷拘束(ゲルギア)。二傷痛叫(ギオル)三傷打杭(セピテ)。飢えなる涎(ぜん)が唯一の希望。川を築き血潮と混ざり涙を洗え」
「癒せぬ傷よ、忘れるな。この怒りとこの憎悪、汝の惰弱と汝の烈火」
「世界(すべて)を憎み摂理(すべて)を認め涙(すべて)をからせ」
「傷を牙に衝哭(声)を猛叫(たけび)にーー喪いし血肉(ともがら)を力に」
「解き放たれ縛鎖(ばくさ)、轟く天叫(てんきょう)。怒りの系譜よ、この身に変わり月を喰らえ、数多を飲み干せ」
「その炎牙(きば)をもって平らげろ」
魔法の詳細
この魔法は自身に炎属性の付与魔法(エンチャント)を施す魔法。
この魔法を発動すると両手両足に炎を纏い、この炎に触れた魔力は吸収され、傷を負えば追うほど攻撃力が際限なく上がる。
だが、「敵味方問わず無制限に魔力を吸収してしまうため、自身に掛けられた回復魔法なども吸収してしまう」。
そのため、味方にも大損害を与える可能性があり、まさに「諸刃の剣」である魔法。
更に魔法は使用者の「想い」を表すと言われており、ベートも例外ではなく、魔法の詠唱には過去の自身の弱さを知らしめる文章になっている。
上記の理由でベートはこの魔法を使うことがなく、もし、ベートがこの魔法を使用するときは、相手に反撃する手段を失うくらい追いつめられた「屈辱」を意味する。
そのため並行詠唱の練習をしていなく、魔法を発動する際は「相手の攻撃を受けながら」か「味方に守ってもらいながら」発動するしかない。
だが、一度発動したらレベル5の実力を持つ冒険者ですら相手にならず、その炎の一撃で全身が完全に灰化する、まさにオーバーキルと言っていい火力を持つ。
作者曰く、この状態で「獣化」まで使用したら、確実にアイズより強いとこのこと。
装備
フロスヴィルト
ベートが足に装着している特殊金属「ミスリル」を加工したメタルブーツ
製作者は椿・コルブランドで、武器の等級は第二級特殊武器(スペリオルズ)であり、値段は9300万ヴァリスする武器となる。
このメタルブーツの効果を一言でいうハティの劣化版。であるが、この装備の希少性は高くオラリオで魔力を吸収できる装備はこのフロスヴィルトしかない。
その威力はハティの劣化とは言えど、「深層」の大型モンスターですら一撃で倒すことが出来る。
初代は24階層の食糧庫で(パントリー)での戦闘で破損したので、現在は2代目を使用している。
この武器はもともと第二級特殊武器だが、制作をのコツを掴んだ椿が作り直したことによって、武器の性能が向上し、第一級特殊武器に値する作品となった。
魔剣
魔法を行使することが出来る剣であり、その形状は短剣型で、魔剣なので使用回数には限りがある。
作中では地下水路で食人花戦で炎の魔剣を、58階層では「ヴァルガング・ドラゴン」を倒す際に雷の魔剣を使用している。
デュアル・ローラン
「巨蟲(ヴィルガ)」の武器を腐食する毒の対策として椿に制作を依頼した武器。
壊れない代わりに攻撃力が低いとされている深壊属性だが、この武器は第二級武装並みの威力を誇る。
頬の傷の意味とは
彼の左頬に牙の刺青をしており、この刺青をベートやロキ、前のファミリアの主神ヴィーザルには傷と言っている。
この傷は彼が「弱者」を守れなかった自身の弱さを忘れさせないもので、ベートが何か失い度にこの傷が痛みだす。
作中では、ヴァレッタにレナ・タリーを殺された際に傷の痛みが再発している。
実際はただ気絶しただけなのだが。
ベートの実力
レベル6の第一級冒険者であるベートの実力は都市の冒険者の中でも上位の実力である。
だが、その本領が発揮されるのは地上にあまり進出しないモンスターよりは対人戦でその力を発揮する。
それは、彼の「獣化」することが出来るスキルが、ダンジョンの中では発動することが出来ないことが理由である。
しかし、モンスターとの戦闘は向いていないだけで、並の冒険者より戦えるし、ベートの魔法ハティを使用したら、深層のモンスターでも圧倒することが出来るので、普通に強い。
もし彼が「ハティ」を使用しながら、獣化した場合には、その実力はあのアイズをも上回り、対人においてはオラリオの中でもトップクラスの実力を誇る。
まとめ
ベートは言葉こそ容赦がなく、そのことが災いしてファミリアの団員達からと揉め合いになることも少なくない。
だが、本心は「弱者に死んでほしくない」と思っており、わかりずらいが彼の言葉には容赦がないところもあるが、そこには確実にやさしさも含まれている。
作中では、とある事件でその誤解は解けており、同じファミリアの団員達からは「ツンデレ」と言わている。
最後まで記事を読んでくださりありがとうございました。