はじめましてyozakuraです。
今回は「ダンまち」のイレギュラーの一人である。「ヴェルフ・クロッゾ」の解説記事となります。
この記事ではアニメ「ダンまちⅣ」までを簡単に振り返る記事となりますので、「ダンまちⅤ」のネタバレは嫌だ、もしくはアニメまでのキャラの詳細について知りたいという方はうってつけの記事になります。
最後まで記事を読んでくださると嬉しいです。
プロフィール
年齢:17歳
身長:175c
種族:ヒューマン
職業:冒険者(鍛冶師)
レベル:1→2
二つ名:不冷(イグニス)
元「ヘスティア・ファミリア」所属の鍛冶師。
戦神アレスの支配する国「ラキア王国」出身で、「魔剣」によって貴族の地位を得ていた鍛冶貴族「クロッゾ」の末裔。
作中ではレベル2にランクアップした際、神々の遊びによって「不冷(イグニス)」の二つ名を与えられる。
アニメ2期では「戦争遊戯(ウォーゲーム)」の際に、主であるベル達を助ける為に主神ヘファイストスに頼み「改宗(コンバージョン)」をし、以降はヘスティア・ファミリアの専属鍛冶師として活躍する。
性格
根っからの職人気質で面倒見がよく義理堅い兄貴分みたいな人物。
一方で非常に頑固で喧嘩っ早さの持ち主でもあり、それが原因で「ヘファイストス・ファミリア」に所属していたころは他の団員とのいざこざが絶えず、ラキア王国にいた頃も同様で、家のことで彼を馬鹿にする周囲の貴族の子弟と喧嘩をしていた。
何かあったときは「ふざけろッ!」と言うのが口癖になっている。
鍛冶師としての実力
鍛冶師としての腕前は確かで、スキル「魔剣血統(クロッゾ・ブロッド)」を有しており、魔剣鍛冶師としては「最高鍛冶師(マスター・スミス)」の称号を持つ「ヘファイストス・ファミリア」の団長である椿・コルブランドを凌駕するほどの腕前を持つ。
だが、当のヴェルフ本人は魔剣を嫌っており、それは「武器は使い手の半身」や「武器だけは使い手を裏切っていけない」という信念からである。
腕前は確かなヴェルフだが、武器のネーミングセンスは壊滅的で例として〈兎鎧(ピョンキチ)〉や「牛短刀〈ミノタン〉」などがあり、客からは「武器はいいんだけど名前がな~」
ステイタス
レベル1(最終判明ステイタス)
力 耐久 器用 敏捷 魔力
C617 D521 C645 D509 I 70
レベル2(アニメ2期)
力 耐久 器用 敏捷 魔力 鍛冶
H185 G213 G266 H142 H102 I
スキル
魔剣血統(クロッゾ・ブラッド)
ヴェルフが魔剣を作ることが出来る理由で、このスキルはクロッゾの一族のみが発現する特殊な鍛冶スキルとなっている。
発展アビリティ
鍛冶
自身が作った武器に属性を与える鍛冶アビリティで、このアビリティを習得して初めて「魔剣を製作する」ことが出来る。
それ故に現代の鍛冶師はこのアビリティが必須で「ヘファイストス・ファミリア」ではこのアビリティを習得することが上級鍛冶師になる条件になっている。
魔法
ウィル・オ・ウィスプ
詠唱:「燃え尽きろ、外法の業(わざ)」
対魔力魔法(アンチ・マジック・ファイア)。敵が魔法及び魔法属性の攻撃をする際、タイミングを合わせて発動することで魔力暴発(イグニス・ファトゥス)を誘発し、自爆させる。
簡単に言うと、敵の魔法に合わせて発動すると相手が自爆してくれる魔法。
この魔法は効果の通り、魔法を専門にする者や魔法しか攻撃手段がない敵には無類の強さを誇り、「ソード・オラトリア」ではアイズ達もてこずった「精霊の分身(デミ・スピリット)」を完封させるという成果を出した。
だが当然のごとく弱点はあり、まず一つは相手の詠唱時間が早すぎると合わせることが出来ない。
端的に言うとベルみたいな魔法を発動させるための詠唱がない相手にはタイミングを合わせることが出来ないので、相性が悪い。
二つ目は、フィンやガレスみたいな単純に相手がヴェルフに魔法を使わなくても勝てる相手だと一方的に倒されてしまうこと。
装備
大刀
幅広の片刃。ヴェルフの自作だが、自分が使うものには名前を付けないので「無名」となっている。
着流し
ヴェルフが着用している、家事をするときの作業服。防御力はないが、炎や熱への耐性を持つ、ヴェルフはダンジョンに潜る際はこの服と鎧を重ね着している。
ヴェルフが制作した魔剣
火月(かづき)
レベル5相当の力を誇るイレギュラーモンスター「漆黒のゴライアス」を蹂躙した炎の魔剣。
この魔剣はヴェルフが「ヘファイストス・ファミリア」在籍時に一度だけ打った。
紫雷姫(しらひめ)、火影(ほかげ)
「ヘスティア・ファミリア」と「アポロン・ファミリア」の「戦争遊戯(ウォーゲーム)のために急増で用意した紫と紅の長剣であり姉妹剣。紫の魔剣は雷を紅の魔剣は巨大な炎塊を放つ。
烈進(れっしん)
ヴェルフがレベル2にランクアップした際に打った紅の長剣型の魔剣で、血に縋るのみだった先祖の魔剣を上回った逸品。
氷燕(ひえん)
「異端児(ゼノス)」事件の際、ヴェルフが冒険者や街に被害を出さずに立ち回るため、不眠不休で仕上げた蒼色の短刀の魔剣。あの第一級冒険者ですら、動きを封じられる氷結波を放つ。
風武(ふうぶ)
氷燕と同じく相手を無力化するたために作られた刀型の魔剣。
第一級冒険者であるヒリュテ姉妹をはるか後方に吹き飛ばすすさまじい颶風を放ちつ。まさに風の大砲と言える魔剣。
余談だが、この一件でヴェルフはティオネの恨みを買うことになる。
氷鷹(ひよう)
氷燕よりも深い蒼の長剣型の魔剣。その攻撃を直接受けたガレスいわく、都市最強魔導士であるリヴェリアの魔法と同等の威力はあると称していた。
紅牙(こうが)
紅の長剣。威力はゴライアスに放った火月を凌駕するほどで、下層のモンスターの群れも、容易く一掃することができる魔剣。
始高・煌月(かづき)
始高シリーズ(壊れない魔剣)の第一作。形状は長剣型で属性は炎。ヴェルフが使用したことでこれまでのクロッゾの魔剣以上の威力を見せ、押し寄せるモンスター達を一瞬で焼き尽くした。
アニメ「ダンまちV」にて絶対絶命の状況を打破するために、ダンジョン内でなおかつ戦闘中に魔剣の鍛錬を行うという前代未聞の所業の中で作り上げた一振り。
この作品を見た神ヘファイストスの評価は、「まあまあ」とのこと(鍛冶神である彼女からのこの評価は鍛冶師たちにとっては、とても名誉なことである)。
「ダンまちⅣ」までの活躍
1期
とあるパーティーに「怪物進呈(パスパレード)」をされた際、中層の魔法攻撃をしてくるモンスター達に魔法を駆使することで18階層の安全階層(セーフティポイント)にまでベルたちが到達することが出来た。
もし、彼が魔法を行使していなければベル達は中層のモンスター達に丸焦げにされていた。
2期
「アストレア・ファミリア」との「戦争遊戯(ウォーゲーム)」の際、ヴェルフが打った姉妹剣のおかげで防壁や敵軍を倒すことが出来た。
3期
「異端児(ゼノス)」達ウィーネをオラリオからダンジョン内に逃がすために、氷鷹を錬鉄し、あのガレスの動きを封じ込めてウィーネ達の逃走に一役を買った。
4期
27階層の階層主「アンフィス・バエナ」との戦闘後、疲弊しきっていた仲間を襲撃してくる下層のモンスターから助けるために始高・煌月(かづき)をダンジョン内でなおかつモンスターとの戦闘中に制作し状況を打破している。
この一振りの始高がなければベルを含めパーティは全滅していた可能性が高い。
まとめ
今回は魔剣の一族である、ヴェルフ・クロッゾを「ダンまちⅣ」まで簡単に振り返ることが出来る記事でした。
ヴェルフは最初は仲間と意地を秤にかけていましたが、元主神の言葉などで物語が進むごとに鳴りを潜め、「ヘスティア・ファミリア」の団長ベル・クラネルの背中を追って彼もまた冒険をすることで成長した。
彼もまたベルに影響を受けた人物と言えると思います。
最後まで記事を読んでくださりありがとうございました。
今後も読者が楽しめる記事を製作するために努力するのでよろしくお願いします。